今回から新企画の配信です✨
カウンセラー菅の、愛して止まないディズニー作品たちについて、超個人的なコラムを連載していくことにしました🏰🌊👏
私はいろいろと興味関心がありますが、そのなかでも、ディズニー作品とは子どもの頃から深い付き合いがあります。
以前ふと、自分の解釈を振り返ってみたときに、これは何かの形に残しておきたいなあと思うようになり、レビュー的なコラムを綴ろうと決めました。
早速述べていきたいと思うのですが、その前に、ディズニーアニメーションについて少し説明をしようと思います。
ディズニーは今年2023年で100周年を迎え、その長い歴史は今もこうして受け継がれています。
(HP: https://www.disney.co.jp/disney100 2023.11.17閲覧)
そのなかに、いくつかの共通するメッセージが込められていますが、それは…
「愛」と「勇気」、「夢」と「希望」、自分や仲間を「信じる」こと、絶対に「あきらめない」こと、物語には「魔法」のエッセンスも欠かせないこと。
そして最後は必ず、
「いつまでも幸せに暮らしましたとさ(〜happily ever after)」
と、主人公(hero/heroine)はハッピーエンドが約束されています。
その一方で、悪者(villains)は、リアルな懲罰表現はないものの、何らかの形で必ず闇に葬られます。まさに勧善懲悪ストーリー、正義は必ず勝利して悪は成敗されるのです。
注: 過去作品、クラシックストーリーはとくにこの表現が強めに感じられます。しかし、ディズニーアニメーションは時代に合わせて物語を創っていくので、最近のストーリーではヒーローとヴィランズの融合とも感じられるような、和睦への道が生まれてきているのも見て取れます。
また、ディズニーアニメーションでは、いきなり歌い出すし、いきなり踊り出します。こうしたキャラクターたちの心象風景を歌に乗せて表現するのも、ディズニーらしさとも感じられます。
これらはディズニーアニメーションの多くに共通するものです。
もちろん、現実では上手くいかないことだらけですし、いきなり歌い踊り始めるのも、私たちには馴染みがないので、好みは分かれるかと思います。
しかし、この非現実的でイマジネーションの世界観が、国を越えて人を惹きつける魅力の一つなのだと思います。
現実では絶対にあり得ないことだとしても、物語(fantasy)のなかでは、絶対的に幸せが保証されています。
現実世界で絶対的なものなんて、そうそう見つからないでしょう。現実は、あまりに不確かなことが多く、何を信じてどうしていけばいいか分からないことだらけです。
だからこそ、この絶対的な保証が、惹きつけられる人の心を癒やし、あたためるのだと思います。
そして、その人が自ら立ち上がろうとするときには、手を差し伸べて、そばで見守ってくれるような、何気ない支えになっていくことも、多くの人がディズニーを愛する理由の一つとも考えられます。
気持ちを歌に乗せて全身で表現するのは、ディズニーアニメーションの故郷であるアメリカらしさなのかもしれません。そうすると、やっぱり私たちにはあまり馴染みがないように感じられますが、実は私たちにもとても馴染み深いものだと思います。
なぜかというと、私たちは大人になっても、心のなかに子どもの自分が息衝いているからです。“あの日のわたし”、“あのときのわたし”、そんな感覚です。
ディズニーアニメーションのキャラクターたちが歌い踊ることは、子どもたちだけでなく、私たちの心のなかにいる“あの日のわたし”に対して、それはそれは強く働きかけてくるもののように感じられます。
気持ちを言葉にすること、それを体いっぱいに表現すること、これは困難に立ち向かい乗り越えるときに、とても大切な必要なプロセスだと思います。
ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニー(Walt.Disney)は、生涯ずっと夢を描き続け、必ず叶うと信じ抜きました。
こうしたウォルトの遺志は、今のディズニーアニメーションに引き継がれています。
ここまでで、ディズニーアニメーションストーリーがどのようなものか、それとなく思い浮かぶでしょうか?
この時点で少々長くなってしまいました😂
ついつい、語り出すと止まらない癖が出てしまいます🫢
それでは次のページから、いよいよコラムを始めていきたいと思います!